CASE

事例紹介

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駐車場・倉庫の建材が剥がれている

対応:耐火被覆

ご相談内容

建物の駐車場にある柱から、綿のような建材がボロボロと剥がれ落ちているとのご相談をいただきました。
剥がれているものが何なのか、建物の安全性に影響はないのかと、不安を感じていらっしゃいました。

調査・状況

現地を調査したところ、剥がれていたのは、火災時の熱から鉄骨を守るロックウールの耐火被覆でした。数羽のカラスやハトが梁の上に留まっている場面も見られました。
建材の剥がれは、見た目だけでは重要度を判断できません。欠損範囲は比較的小さいものの、外見だけでなく広さ・深さ・周囲の劣化状況なども追加で確認しました。

判断

補修方法によって費用や工期、仕上がりが異なるため、今後の維持管理も考慮して工法を選定する必要があります。
主な剥がれの原因は鳥の衝突・つつきによる脱落で、いわゆる「鳥害」である可能性が高いと考えられます。また、欠損範囲の少なさから、今回は全面改修ではなく必要な厚みを確保した部分補修が可能と結論付けました。

提案

ご希望の費用・工期・仕上がりに応じて、2段階の補修方法をご提案しました。

1. 耐火被覆材の吹付補修

小型の補修機で耐火被覆材(ロックウール)を吹き付ける方法です。広範囲の施工には適さない一方で、大きな機械や材料を設置するスペースが不要であるため、改修現場などでは多く採用されております。
小型の補修機は大型のものに比べ出力が弱く、1日に施工できる量が限られているため、欠損範囲が多い場合は、かかる日数と工賃が高くなる可能性があります。

2. 補修後の防鳥ネット設置

補修後、欠損原因である可能性が高い鳥の衝突・つつきによる脱落を防ぐことができます。費用は高くなりますが、今後の鳥害を大幅に減らすことが可能です。

採用可否のメリット・デメリットをご理解いただいたうえで、防鳥ネット設置を含めた工事をご選択いただきました。

対応

周囲を養生し、小型の補修機で欠損箇所に必要な厚みを吹き付ける工事を実施しました。工事後に仕上がりを確認し、養生の撤去と清掃まで行いました。
敷地内の駐車場に機械を留置しながら施工する場合は、他車両のご移動や作業時間について事前にすり合わせ、利用者さまへの影響を抑えます。

結果

欠損部分を必要な範囲に絞って補修し、全面改修を避けることで費用と工期を抑えた工事を実現しました。既存部分になじむよう仕上げ、かつ今後の被害を抑えることで、長期的な建物の維持管理をお手伝いすることができました。

ポイント

  • 欠損の状態を調査し、必要な工事を判断
  • 費用・工期・仕上がりを比較して工法を提案
  • 必要な範囲に絞り、建物の維持管理まで考えて補修

小さな剥がれで「今は問題ない」と思っても、その建材が耐火被覆であれば、いざという時の安全性に関わります。「何が剥がれているのかわからない」という段階から調査し、建物の状態に合った補修方法を提案します。

対応範囲

商業施設や公共施設といった大型施設から、マンション一室の部分補修工事まで、新築から改修まで、建物の規模を問わず幅広く対応しています。

倉庫・工場

耐火性能の確保・改修に伴う耐火対応

オフィスビル

執務空間の安全確保・改修時の耐火対応

商業施設・店舗

不特定多数が集まる空間の耐火性能確保

集合住宅

共用部・住戸まわりの耐火対応

公共施設

法令に基づく耐火性能の確保

用途変更・法令対応

用途変更に伴う耐火要件への適合対応

耐火被覆について相談する

耐火被覆は、建物の用途や条件によって適切な工法や仕様が異なります。
現状の整理からでも構いません。条件に応じて、必要な対応を整理しご提案しています。

●調査のみのご相談も可能です 
●新築・改修どちらにも対応しています 
●小規模なご相談でも問題ありません